オリックス・宮城大弥投手(24)が24日、大阪・舞洲で初めて捕手を座らせて本格的な投球を行った。41球を投げ、2月の宮崎キャンプを前に最速145キロと上々の仕上がり。

スローカーブ、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークと全球種を確認し、難易度の高い技術も習得中だ。

 「曲がらないスライダー」とキャッチボールの時点から捕手に伝えていた球種がカギ。「この時期にしか、感覚やタイミングはつかめないので」と尽きない向上心をのぞかせた。直球に近い軌道で自在に制球し、空振りやファウルを増やすことが主な狙い。24年から投げてきたが「もっと意図的に投げて(相手打者に)『あるよ』と思わせたい」と、まだまだ完成は先とした。

 2年連続で7勝にとどまった25年は、両リーグトップの奪三振率9・88を記録。「(カウント)3―2から、今ある球種を全部投げられるようなイメージで」とさらなる進化へ懸命の様子だ。自身初の投手タイトルに加え、3月のWBCでメンバー入りを目指すエース。信念も曲げない。(長田 亨)

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