俳優の毎熊克哉が24日、都内で主演映画「安楽死特区」(高橋伴明監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

 医師で作家の長尾和宏氏による同名小説が原作で、死にたいと願うエゴと生きていてほしいと願う愛が交わり、人間の尊厳、生と死、愛を問う社会派ドラマとなっている。

 難病を患い、余命半年と告されたラッパー・酒包章太郎を演じた毎熊は「安楽死っていう題材は難しいなと思って、役をやる前に安楽死について考えなきゃいけないというところから始まった」と役作りの原点を語り、「今のところ毎日歩いて仕事に行ける状態ですので、何をやっても本物ではないんですけど、精一杯心を込めて演じました」と続けた。

 今作で挑戦したラップでは苦戦したようで「ちゃんと章太郎を生きてみないとどんな音になっていくのかわからないと思った。演じる意味でも音楽的にも難しかった」と振り返った。続けて「この映画がきっかけで安楽死であったり、生と死について考えを巡らせて、ちょっとでも豊かになることがいいことかなと思う。応援の程、よろしくお願いします」と呼び掛けた。

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