女優の大西礼芳(あやか)が24日、都内で行われた毎熊克哉とのダブル主演映画「安楽死特区」(高橋伴明監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 舞台は安楽死法案が国家主導で可決された近未来の日本。

難病を患い余命半年と宣告されたラッパー・酒匂章太郎(毎熊)と、パートナーでジャーナリストの藤岡歩(大西)が国家戦略特区「安楽死特区」に入居し、その実態を内部から告発しようとする。

 大西は23日に無事初日を迎えたことに「感無量です。何かにあらがう姿勢を持つ人物になることが少し怖かったんですが、今回の映画では(監督の高橋)伴明さんにその枠から飛び出せと言われたような気がした」とうなずいた。

 原作は、在宅医として2500人以上をみとってきた医師で作家の長尾和宏氏による同名小説。観客に向けて「ズシッとくる内容で、大変お疲れになったと思う。もし気に入っていただけたら…もう一度見ていただけませんか」と声を絞り出すと、大きな拍手を浴びた。最後には「お隣にいらっしゃる方に、安楽死について考えるきっかけになるであろう映画があるということを広めていただけたら本当にうれしいです」と呼びかけた。

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