阪神OB会長の掛布雅之氏(70)=スポーツ報知評論家=と岡田彰布オーナー付顧問(68)が24日、大阪市内でトークショーを開催した。2人きりでは初の公の場での対談。

掛布氏はドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=の加入によるチームの活性化を予言した。岡田氏はライバルに中日を指名。ともに球団史上初のリーグ連覇に太鼓判を押した。

 虎ファン待望のダブルレジェンドによるトークショー。26年の阪神への期待を語り尽くした掛布氏はイベント終了後も「連覇。まあ、できるでしょう」と自ら口を開いた。「(不安は)本当に、けがだよな」と戦力に太鼓判。「他のチーム、どこまで戦力を整えられる? ちょっと厳しいよな」とライバル不在を予想した。

 遊撃と左翼のレギュラー不在が課題とされるが、差し引いても力は圧倒的に上位だ。「それ以上に大事なのは固定メンバーのけが。2枚欠けると、しんどい。1枚なら大丈夫だと思う」。

さらに、ドラフト1位・立石の加入による効果を期待。「プラス1がプラス1ではない」と言い切った。

 ドラフトで3球団が競合した強打者。掛布氏はこれまでも高く評価してきたが、個としての実力以上に「刺激の仕方がね。いろいろな選手に影響を与える」と注目した。まずは外野での起用が予想される一方、大学時代は二塁や三塁で活躍。各ポジションで1軍を狙う若手に危機感をとんでもない補強」与える存在になり得る。レギュラー定着に至らない前川に「(立石と)同い年でしょ? 意識するだろ、やっぱり」と奮起を期待するなど「そういう意味で、とんでもない補強」とチーム活性化のキーマン誕生を歓迎した

 本人の価値も高い。将来的に佐藤が米球界に渡った場合の三塁。または佐藤の外野コンバートなど、あらゆる可能性をもたらす。特に今春は佐藤、森下のWBC出場により、若手のアピール機会も増加。立石は右足肉離れで別メニューとなっているが「実戦が始まる時にいい形で合流してくれたら。

(チーム全体に)すごくチャンス」。悲願の連覇はもちろん、その先の夢も思い描いた。(安藤 理)

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