中日・福永裕基内野手が24日、ナゴヤ球場で練習を行った。日本新薬(京都)で行っていた自主トレを23日に打ち上げ、「動きも良くなってきている実感がある」とうなずいた。

 昨季は、3月18日のソフトバンクとのオープン戦(みずほペイペイ)で、右膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷。5月に実戦復帰するも、同27日のヤクルト戦(神宮)で本塁にヘッドスライディングした際に左手関節を骨折し、再び戦列を離れた。リハビリを経て、9月5日に再昇格したが、20試合で打率1割7分3厘、1本塁打、3打点にとどまった。

 相次ぐ故障に泣かされ、このオフは、「けがしない体作り」をテーマに体力強化。トレーナーの助言で、トレーニングメニューを増やし、体のバランスの左右差を改善した。体の使い方を見直し、ウエートで筋力アップしたことで「打撃でのインパクトの強さが出てきた。キャンプでやってみないと分からないけど、感じはすごくいい」と手応えを口にした。

 リベンジに燃える今季は、新加入のサノーや田中、ボスラー、石川らとレギュラーを争う。この日は、ホームランウイング新設に向けて、改修工事中のバンテリンドームが報道陣に公開された。本塁から右中間、左中間フェンスまでの距離がこれまでより6メートル近くなる。「フェン直だった打球が(スタンドに)入るのと入らないのでは全然違う」。広角に打ち分ける技術に、パンチ力を兼ね備える福永にとっては、追い風となる。

 春季キャンプは、1軍(北谷)スタートが決まった。「(レギュラーを)つかみにいかないといけない。しっかりアピールして、ガツガツいきたい」。けがを乗り越えた背番号7が、輝きを取り戻す。

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