Travis Japanの松田元太(26)が、舞台「俺節」(6月10~30日、東京・東京建物 Brillia HALL)で舞台単独初主演を務めることが24日、分かった。

 土田世紀さんの同名漫画が原作。

青森出身の不器用で純情な主人公コージ(松田)が単身上京し、演歌歌手を目指す物語を描く。演出は福原充則氏が務める。

 松田は、バラエティー番組で“天然おバカキャラ”で人気を博し、昨年はドラマ、アニメ映画に立て続けに主演した“最旬アイドル”だ。ひたむきな人間模様が人気の本作で主演を飾ることから、「原作漫画を読んで『渋ッ! 泥臭ッ!』と感じると同時に、自分の中にいろんな感情が湧き上がってくるのがわかって、そんな作品、役を演じられるということに、ハラハラドキドキ、ワクワクしています」と胸を躍らせる。

 2017年にSUPER EIGHT・安田章大(41)主演で初演されており、「安田くんが演じたこの役をさせていただくことはとても光栄です」。コージは、極度のあがり症のせいで実力を発揮できずにいる役柄で「すごく人間味のある人物として生きている。だから、僕自身もこの世界観の中で生き切りたいし、見る人の感情を揺さぶって、揺さぶって、いきたいです」と意気込む。

 トラジャの中でも高い歌唱力で知られる。今作ではなじみの薄い演歌に挑戦する。劇中では昭和の名曲を歌唱予定で「演歌にトライできるのも楽しみ。この舞台が終わる頃には『演歌歌手になります!』と言えるくらいになるつもりです」と渾身(こんしん)の“松田節”を劇場に響かせるつもりだ。

 コージの相棒となるギター弾き役で稲葉友、コージと恋に落ちる外国人ストリッパー役でキム・チャンミらが共演する。

東京公演後は、福岡、大阪を巡演する。

 ◆「俺節」 1991~93年にビッグコミックスピリッツで連載された、土田世紀さん(2012年死去、享年43)の人気漫画。演歌歌手を目指す若者らの愚直な情熱や焦燥感が濃厚なタッチで描かれ、熱狂的なファンを持つ傑作として知られる。主人公のデビュー曲「俺節」は、92年に小林ひさしの歌でCD発売。コミックスの題字は、演歌歌手の北島三郎が担当している。2017年に初舞台化(安田章大主演)された。

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