パドレス・ダルビッシュ有投手(39)の引退報道に関し、ダルビッシュ本人は自身のXで「私は契約の無効化(破棄)に傾いているとはいえ、まだパドレスと話し合うべき事が多い。現時点で引退を発表するつもりはない。

肘のリハビリに集中して再び投げられる段階まで来たらやりなおして競争するつもり。それが出来ないと感じたら、その時に引退を発表するつもり」などと話した。

 ここで大きな問題となるのがパドレスとの残り3年間の契約で4300万ドル(日本円で約67億円)だ。

 メジャーでは通常、大型契約を結んだ選手が契約途中に引退するケースなどを考慮して保険に入ることが通例で残りの支払いを受けるケースが少なくない。近年ではナショナルズの右腕エースとして通算113勝、2019年ワールドシリーズMVPに輝いたスティーブン・ストラスバーグ投手が、この問題でもめた。

 2019年オフに2億4500万ドルの7年契約を結んだ。ところが、翌年から故障続きで、メジャーではわずか8試合の登板に終わり、2023年8月に現役引退を表明した。

 しかし、ナショナルズが同投手の契約に保険をかけていなかったことで残り3年間1億500万ドルについての支払いを巡りもめ、球団が支払いを容認して正式に引退を発表したのは翌年4月にずれこんでいた。

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