パドレス・ダルビッシュ有投手(39)が、残り3年が残ったパ軍との契約を破棄する方向であることを24日(日本時間25日)、自身の「X」(旧ツイッター)で明らかにした。
この日、地元メディア「サンディエゴユニオントリビューン」のK・アシー記者が、「パドレスの投手ダルビッシュ有が、メジャーリーグでこれ以上投げるつもりはない。
ダルビッシュは自身の「X」で「パドレスとは昨年から契約破棄する方向で話をしていますが引退はまだ決めていません」とし、現役続行を目指す思いも記した。
23年からパドレスと6年総額1億800万ドル(約140億円=契約当時のレート)で契約を延長。42歳となる28年シーズンまでと言うベテランでは異例の長期契約を結んだ。22年には自己最多に並ぶ16勝を挙げたが、その後は8、7、5勝。昨年11月には右肘手術を受けたことが発表され、今季は全休する見込みとなっていた。
ダルビッシュの意向としては、パドレスとは契約破棄をしながらも現役続行を目指してリハビリを続け、投げられる状態になってから契約を目指すものと見られる。だが、すんなりとことが進んでいかないのは、日本とは異なる米国ならではの事情がある。
米国では、長期契約の途中に故障などで引退や退団の道を選ぶ選手もいる。エンゼルスのレンドンは、故障が続いたこともあって、契約を1年残して今オフに引退を決断。だが、契約を破棄したわけではなく、残された報酬は受け取ることになっている。
ダルビッシュもパドレスでリハビリを続けながら予定通りの年俸を受け取る道もある。
さらにダルビッシュの投稿の中には、「選手会」という言葉も出てきた。メジャーでは選手会も力を持っており、故障を理由にした契約破棄に反対する可能性もある。一度結んだ契約の額面をすべて受け取るのは選手側の権利。今後様々な理由で試合に出場することができなかった選手が、契約破棄を迫られる前例を作ることは、今後の選手を守るためにも防ぎたいところだろう。
NPBのベテラン陣は単年契約が多く、複数契約は少ない。金をもらいながらチームを離れるという選択肢も原則としてはない。ただ、米国特有の事情があるとはいえ、39歳になって現役復帰を目指してチームを離れるという意向は、異例だ。










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