卓球◇全日本選手権 最終日(25日、東京体育館)

 男子シングルスで18年、24年大会覇者の張本智和(トヨタ自動車)が、2年連続準決勝で王者・松島輝空で敗れた。2大会ぶり3度目の頂点、女子で決勝に進んだ妹・美和(木下グループ)との史上初のシングルスきょうだい同時優勝に届かなかった。

試合終了後は3分ほどイスに座ったまま立ち上がれずぼう然。立ち上がるとコート1週回って手を振りながら退場した。

 24年大会は準決勝で当時17歳の高2・松島輝から1ゲームしか奪えず、完敗。急成長していた松島輝に圧倒された形になった。相手は昨年に全日本タイトルから国際舞台で躍動。世界ランクも自身の5位に続く日本勢2番手の8位と成長した。今年は「今の松島選手の強さを知っている。しっかり対策を考えて臨みたい」と、入念な対策を講じてきたが、大飛躍する松島輝の力に及ばなかった。

 女子では初優勝を目指す5つ下の妹・美和が3年連続決勝に進み、3連覇中の早田ひな(日本生命)との対戦が決まる。史上初の男女シングルスきょうだい同時優勝も懸かったが、今年もあと一歩及ばなかった。

張本智和

「3ゲームで中盤までリードしていて逆転。もったいなかった。

取るべきゲームを取れなかったのはもったいなかった。相手はチキータやバックが上手。ラリーでも準備の成果が出たが、バックハンドが何本も返せなかった」

編集部おすすめ