将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、棋聖、棋王=に永瀬拓矢九段が挑む第75期王将戦七番勝負第2局の2日目が25日、京都市伏見区の伏見稲荷大社で指され、立会人の福崎文吾九が先手・藤井の封じ手(57手目)を読み上げ、午前9時にリスタートした。

 永瀬は1時間5分の熟考に沈み、1歩を9筋に垂らした。

持ち駒は角のみとなった。以降、藤井29分、永瀬27分、藤井52分の考慮。途中、同10時30分に午前のおやつとして、藤井に「濃い抹茶ぜんざい、宇治煎茶(稲荷山)」、永瀬に「千寿、茶の実、ホットコーヒー」が運び込まれた。

 対局場に時折、藤井が扇子をもてあそぶ音、ペットボトルの茶をグラスに注ぐ音、永瀬がゼリー飲料を飲む音、目薬を差す際の衣ずれなどが静かに響く。

 63手目で藤井が端の歩を玉で取り払った。

 午後0時15分現在、持ち時間(各8時間)の残りは藤井2時間51分、永瀬2時間32分。形勢は藤井がやや優勢。

 第1局は永瀬が勝利。藤井はタイトル戦で開幕からの連敗を一度も経験していないが、本局はどうなるか。

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