広島のドラフト2位・斉藤汰直(たいち)投手(22)=亜大=が25日、巨人のドラフト3位・山城との投げ合いを心待ちにした。春季キャンプ1軍スタートが決まっている右腕は、山城と亜大で二本柱を形成。

2月15日には対外試合初戦の練習試合・巨人戦(セルラー那覇)が控え、「投げ合えたら面白い」と待ち望んだ。

 戦国の東都大学リーグでともに1年春から登板し、2年秋には2人で完封リレー。自身はリリーフとして、青学大の下村(現阪神)と常広(現広島)に1―0で投げ勝った。身近に最高のライバルがいたから「負けていられない」と奮起。超ハイレベルなエース争いを経て、「肩を並べるくらいに成長できた」と振り返る。プロでも同一リーグに、これ以上ない指標ができた。

 この日は広島・廿日市市内の大野練習場で合同自主トレに参加。ブルペンでは、今年初めて捕手が座った状態で40球を投げた。「まだ高低の調整はできていないが、順調に来ている」と手応えを口にする。山城とともに開幕1軍へアピールが必要な立場。「(山城は)勝手にやってくれると思うので、負けないように頑張りたい」。4年間同じ釜の飯を食べた仲間との“再会”は、大舞台になればなるほど、最高だ。

(直川 響)

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