2025年に芸能生活30周年を迎えたミュージカル俳優・海宝直人(37)が、このほどスポーツ報知のインタビューに応じた。ミュージカル「ISSA in Paris」大阪公演(2月7~15日、梅田芸術劇場)で、主人公の海人(ISSA)を演じる海宝。

ロック歌手としても活躍する二刀流の実力派は「今回この題材をやるってこと自体すごく斬新な企画」と張り切っている。(古田 尚)

 現代のシンガー・ソングライター・ISSAとして活動する海人(海宝直人)と、俳人・小林一茶(岡宮来夢)。現代と過去を交錯させながら、若き小林一茶の知られざる10年を鮮やかに描くオリジナルミュージカルが誕生した。海人を演じる海宝は「日本を題材にしたミュージカルっていうのがなかなかないので、今回この題材をやるってこと自体、すごく斬新な企画だなって思いますね」と意欲をのぞかせる。

 海人はラップで一躍、時の人となる。俳句とラップのつながりについては「俳句ってとても音楽的。限られた音の数の中に意味合いを込めていくっていう意味ではすごく音楽作りと共通の部分があるんだろうなと思う」と明かした。今作は音楽を巨匠モーリー・イェストン氏が手がけたことも話題となっている。「すごく幅が広いなって思います。日本を題材に、しかも現代と過去っていう2つの世界があるので、時代に即した日本をテーマにした音楽っていうのが書かれています。今までのモーリーさんの作品とはちょっとまた一味違うところかな」とワクワクしている。

 7歳で劇団四季でデビュー後、昨年、芸能生活30周年を迎えた。

ターニングポイントには名作「レ・ミゼラブル」を挙げる。「2015年に、マリウス役をオーディションでとっていただいたっていうのは、大きな転機だったかなと思います」と振り返る。それをきっかけにプリンシパルに選ばれる機会も多くなり、たくさんの人々に認知されることとなった。一方で、今作のようなオリジナル作品にも前向きだ。「自由度の高さっていうのは作っていく側としては魅力的。同時に難しさもありますよね」と、苦しささえも楽しんでいるようだ。

 7歳で舞台に立ち、将来はミュージカルスターを夢見ていた少年。今回はさらに挑戦したかったオリジナル公演が実現した。「日本から発信していくっていうのはすごく大事。精いっぱいこの作品をいいものにしようと思っているので、楽しみに見に来ていただけたら」とアピールした。

 ◆海宝 直人(かいほう・なおと)1988年7月4日、千葉県生まれ。37歳。

96年に劇団四季の子役オーディションに合格し「美女と野獣」のチップ役で舞台デビュー。2018年にはロンドンで舞台「TRIOPERAS」に出演。ロックバンド「シアノタイプ」のボーカル、ソロ歌手としても活動する。

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