阪神の育成・嶋村麟士朗捕手(22)が25日、兵庫・尼崎市の2軍施設「SGL」で自主トレを行い、MLBスターたちの映像を参考に打撃改良を進めていると明かした。胸椎など「可動域がある方」と自身の上半身を分析する上で、共通点を感じる強打者たちに着目。

それを技術練習に生かして「いい打球が多くなってきた」と手応えは十分だ。

 名前を挙げたのは同じ左打ちのドジャース・タッカー、ヤンキース・ベリンジャー、レンジャーズ・シーガー、フィリーズ・ハーパー、元ジャイアンツ・ボンズ。カブスからFAとなって先日、ドジャースに移籍したタッカーの平均年俸は、後払いなどを考慮しなければ6000万ドル(約95億円)。嶋村の推定年俸300万円の約3167倍にもあたる。昨季2軍公式戦1本塁打に対して、5人でメジャー合計1718本塁打。まさに超一流打者たちから「こういう感じなんだと思いながら」と極意を吸収している。

 高知商、四国IL高知を経て24年育成ドラフト2位で入団。藤川監督の期待も大きく、2月のキャンプは主力中心の宜野座組からスタートする。「元気はつらつとしたプレーを首脳陣やファンのみなさんに見せられたら。初日からぶっ飛ばせるようにしたい」。磨き上げてきた“メジャー打法”で支配下登録を勝ち取り、正捕手争いに参戦する。(中野 雄太)

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