巨人は25日、ジャイアンツタウンスタジアムで13日から行ってきた新人合同自主トレを打ち上げた。ドラフト1位の竹丸和幸投手(23)=鷺宮製作所=は4度目のブルペン入りするなど、順調な姿を披露。

新人全11人が完走した合同トレを、巨人担当キャップの片岡優帆記者が「見た」。

 テンポよく左腕を振った。竹丸は育成3位の松井蓮太朗捕手(18)=豊橋中央=を相手に、力強く27球を投げた。「けがなく、とりあえず新人合同自主トレを終えられたので良かったと思います」と初のキャンプへ向けた準備を整えた。

 最終日は晴れだったが気温6度、冷たい強風が吹き荒れた。体感温度はさらに低い厳しい中で投手はノック、ランニング、ブルペン投球などを実施。野手は屋外グラウンドでノックを行い、打撃練習は寒さを考慮して室内で行った。

 ここまで育成選手含め11人のルーキーが故障なし。それをもって「満点調整」と言えるだろう。7日に入寮。8日からG球場で自主練習を重ねた。13日の新人合同自主トレ初日、視察した阿部監督が「合同自主トレはアピールの場ではない」と訓示。

万全の状態でキャンプインできることが最大の目的と強調した。

 ドラフト1位・竹丸ら社会人、大学出身の即戦力が多い今回の新人。スタンドが無料開放され、連日多くのファン、報道陣に注目される中で、個々がオーバーペースにならず自己管理して、段階を踏みながら練習する姿はさすがだった。

 スカウト陣が全国を飛び回って見いだした金の卵。それだけに、故障やコンディション不良で離脱せず、万全の状態でチームの競争の輪に飛び込めるのは大きい。連日の大寒波で厳しい寒さにも負けず、阿部監督の言葉を実践して順調にコンディションを整えているルーキーたち。竹丸は「目標は開幕ローテなので準備だったりアピールをしていけたら」と2月1日のキャンプインへ万全の準備が整った。(片岡 優帆)

 ◆巨人の最近の新人自主トレでの離脱年

 ▽17年 ドラフト1位・吉川がコンディション不良で一部別メニュー調整。ドラフト2位・畠は近大4年秋に右肘の手術を受けており、新人合同自主トレはノースロー調整から始めていた。

 ▽18年 ドラフト1位・鍬原が上半身のコンディション不良で初日から一部、別メニュー調整。キャンプも3軍スタートとなった。

 ▽20年 ドラフト1位・堀田が右肘の炎症で離脱。

同年4月にじん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。

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