今回は冬も楽しめる五目釣りで、焼津沖へ繰り出しました。高級魚アマダイは寒い時期に良型が狙える魚で、冬の船釣りの人気ターゲット。

強風の影響で3時間ほどで撤収になってしまいましたが、最大40センチほどのシロアマダイ3尾に加え、新春から珍しいエビスダイにもご対面。2026年も最高の年になりそうです。

 アマダイを狙って澄んだ空気の中、期待を胸に出船です。今回用意したエサは青イソメ、オキアミ、ホタルイカの3種類。アマダイはエサの好みが日によって変わるため、複数用意してローテーションするのがポイントです。

 仕掛けはオモリに天秤、全長3メートルほどの仕掛けを使用。エサを付けて海底まで落とし、底を取り直したあと少しだけ底を切ってアタリを待ちます。船は常に移動しているため、海底の水深がコロコロ変化します。そのため油断するとすぐに底を切りすぎたり、逆にオモリを引きずってしまったり。頻繁に底を取り直しながら、仕掛けの位置を意識することが重要です。

 しばらく待ち、仕掛けが潮に馴染んできた頃、さお先に小さな変化。慎重に聞き合わせをしてから巻き上げると、上がってきたのは少し可愛らしいサイズのシロアマダイ。

上品な白い体色が美しく、少し顔色が悪いのが特徴(笑)。もともと非常に希少な高級魚として知られていましたが、近年は個体数が増え、船釣りでも狙えるメインターゲットになりつつあります。それでも釣れた時のうれしさは格別です。

 さらにうれしいゲストとして、久しぶりにエビスダイも登場。鎧のように硬く頑丈な鱗と、鮮やかな真っ赤な体色が印象的な魚で、これが釣れると一気にテンションが上がります。

 この時期は富士山から吹き下ろす「ならいの風」の影響で、出船できる日が限られます。この日も風が強まり、釣行時間は約3時間で撤収。それでも最大40センチほどのシロアマダイ3尾に加え、うれしいゲストも釣れて内容の濃い釣行となりました。ちなみに今回のアタリエサはホタルイカでした! 短時間ながら心もお腹も満たされた、冬らしい一日でした。(三浦 愛)

 シロアマダイのイタリアン若狭揚げ~マッシュルームソース~=2人前=

 ▽材料 シロアマダイ40センチ程度半身、ニンニク1/2片、マッシュルーム4個、バター8グラム、オリーブオイル適量、パプリカ1/4個、豆乳75ml、塩適量、コショウ適量

 ▽作り方 まずは、マッシュルームソースから。

 〈1〉すりおろしたニンニクを大さじ1のオリーブオイルで香りが出るまで炒める。

 〈2〉みじん切りにしたマッシュルームをフライパンに投入し、香りが出るまで炒める。

 〈3〉バター、豆乳を入れ弱火で少しとろみが出るまで煮込む。

 〈4〉ミキサーにかけて完成。

 次に、シロアマダイの松笠揚げ。

 〈1〉シロアマダイは三枚下ろしにする(ウロコは取らない)

 〈2〉食べやすい大きさに切り、皮目に塩を振っておく。

 〈3〉オリーブオイルを180~190度くらいに熱し、皮目にかけるとウロコが逆立つ。身にも油をかけて火を通す。

 そして、盛り付け。

 〈1〉パプリカを細かく切って少量のオリーブオイルで炒め、塩コショウで味付ける。

 〈2〉マッシュルームソースをお皿に盛り付け、その上にシロアマダイを乗せる。

 〈3〉パプリカを盛り付けて完成。

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