歌手で俳優の中島健人が25日、東京・有明アリーナでライブ「THIS IS KENTY ―IDOL ver2.0―」最終公演を開催した。最近では珍しいジュニアをバックにつけるライブ構成で、事務所アイドルとしての伝統継承と未来を表現した。

 上空15メートルからステージに降臨すると、1万5000人の大歓声がこだました。中島は「大丈夫?俺と本気で愛情かわす準備できてる?ラスト、最高に飾れんの!?ここが今日、世界で一番幸せな場所だってことを証明します」と冒頭から“ケンティー節”がさく裂した。

 8人のジュニアがステージを彩った。最近では「STARTO ENTERTAINMENT」のライブでもプロのダンサーらがバックにつく演出が多くなっている。中島は「最近なかなか先輩後輩で一緒にステージに立てることない。僕も会社に入ってかっこいい先輩方を見て『こういう風になりたい』と思ってきた。だから、自分にできることがあればと思って」と、アイドルの原石たちをバックにつけてライブを構成した。

 全4公演に阿達慶、千井野空翔(くうと)、竹村実悟(まさと)、鍋田大成、末永光、田仲陽成(ひなり)、松浦銀志、関翔馬(てんま)が出演。MCで緊張気味のジュニアを見つめながら、中島は「緊張してる暇があったら、目の前のみんなを幸せにしよう」と先輩として優しく助言する場面も。さらに、ジュニアと会場とコール&レスポンスし「俺らアイドルは歓声を栄養として生きてるからね」と後輩に語りかけた。

 ステージでは、中島がジュニアのために作詞作曲・振り付けした「アイドルになった日」を8人でフレッシュに披露した。2021年入所で現在17歳の末永は、中島が作り上げる煌(きら)めきにあふれるステージを体感し「健人君は憧れの先輩。

アイドルとしての覚悟や学ぶことがたくさんある」と尊敬のまなざし。田仲は「言葉にできないけど幸せです」と瞳を輝かせた。

 ライブ全編を終えたジュニアたちは達成感をのぞかせ、千井野は大号泣。最後は8人が中島を囲んでハグしていた。

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