東京映画記者会(スポーツ報知など在京スポーツ紙7社で構成)が選ぶ「第68回(2025年度)ブルーリボン賞」が27日に決まった。半年間の肉体改造で体重を7・5キロ増量させて「ナイトフラワー」(内田英治監督)の格闘家・多摩恵役を熱演した森田望智(29)が助演女優賞に選ばれた。

 トレーニングをしながら1日5食、ひたすら牛肉と白飯を食べ続けた。「朝起きてステーキを焼いて、昼もステーキを焼いて、ご飯と一緒に食べる。あごが疲れたらプロテインを飲んでました」。Netflix映画「シティーハンター」で共演し、肉体改造の経験者でもある鈴木亮平(42)から「見た目だけでなく、動きで大きさを見せることも大事」などアドバイスをもらい、心の支えにした。

 ヒロインの同級生・花江役を好演して出世作となったNHK連続テレビ小説「虎に翼」の撮影中からトレーニングを開始。そのため「すでに3、4キロくらい増えていたので、後半は最初の花江ちゃんより、ふっくらしている。増やし過ぎると花江ちゃんじゃなくなるから、ギリギリ保ってましてね。衣装が着物だから良かったです」と笑う。太ること自体に抵抗はなく、むしろ「もっと時間があれば、体重を増やして、格闘技も上達できたのに」と悔しがった。

 豊かな演技力の持ち主で、演じる役によって、全く違う印象を与える女優だ。今作を通じて、役へのアプローチの幅が一層、広がったという。「これまでは内面をしっかり、その人物の気持ちになることで外見にも影響すると思っていました。

でも、今回は筋肉がついて体幹が強くなることで、内面が優しくなれた。心と体つながっていることが実感できて、心技体を感じられる作品だと思います」と思いを込めた。(有野 博幸)

 ◆森田 望智(もりた・みさと)1996年9月13日、神奈川県出身。29歳。2011年、CM出演をきっかけに女優活動を開始して映画「一週間フレンズ。」(17年)、ドラマ「賭ケグルイ」(18年)などに出演。19年のNetflix「全裸監督」で脚光を浴び、24年度前期のNHK連続テレビ小説「虎に翼」、Netflix「シティーハンター」などに出演。身長163センチ。血液型O。衣装=ブラウス/ハルノブムラタ、リング/ジュスティーヌクランケ(ともにザ・ウォール ショールーム)、イヤーカフ/リューク

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