22日に肺炎のため亡くなった将棋棋士・加藤一二三さん(享年86)の通夜が27日、東京・千代田区の「カトリック麹町 聖イグナチオ教会」で行われた。羽生善治九段、森内俊之九段ら棋士のほか、約300人が参列した。
羽生が弔辞を読み「先生は将棋だけでなく音楽、歴史、美術の造詣も深く、いつも楽しいお話を聞かせてくださりました」と回想。加藤さんの60年以上に及ぶ棋士生活を「空前絶後の大記録」とたたえた。クラシック音楽を好んで聞いていた加藤さんの棋風を「バッハの生涯を通じてたくさんの作品を残して連続的な旋律が続いていくところと同じ戦型を指し続けていく先生のスタイルがいつも重なり合う」と語った。
羽生はプロ入り3年目の五段時代に加藤さんと初手合。1993年から2002年までの間に順位戦A級で6度するなど、対局は全21局。
羽生九段の弔辞全文
加藤一二三先生、天に召された今、主の永遠の光りに包まれてやすらかに過ごされていること信じております。
先生の存在を知ったのは約半世紀前、将棋を覚えて間もない頃でした。当時は大山先生、中原先生、米長先生とタイトルを争っておいる姿が印象的でした。特に1982年の第40期名人戦七番勝負では、七番勝負にもかかわらず千日手、持将棋を含み10局対戦して初の名人を獲得されたことは長い名人戦の中でも特出すべき歴史的なこととして今でも思い出に残っております。
棋士になってからは立会人等で場を同じくすることが多々ありました。先生は将棋だけでなく音楽、歴史、美術の造詣も深く、いつも楽しいお話を聞かせてくださりました。そして先生がいると周囲が明るくなり、先生の人間としての魅力だと感じておりました。
加藤先生は14歳から77歳まで62年10ヶ月という長い現役生活を送られました。これは空前絶後の大記録だと思っております。
先生の将棋は今まで数え切れないほどたくさん見て、並べてきました。あるときからずっと感じていたことは、盤上でバッハの音楽を聞いているような感情です。皆様ご存知のようにバッハの生涯を通じてたくさんの作品を残しており連続的な旋律が続いていくところと同じ戦型を指し続けていく先生のスタイルがいつも重なり合って、不思議に思っておりました。
先生とは約20局公式戦でも教えていただく機会に恵まれました。対局中はもちろん真剣勝負ですが、対局後の感想戦はいつも楽しみにしておりました。あるとき思考がはやすぎて言語が追いつかない場面に何度か遭遇して先生の強さの一端が垣間見えた気がしました。
晩年はメディアに登場される機会が増えて、かなり驚きました。将棋棋士としての姿とお茶の間に親しまれるギャップの大きさは余人を持って代えがたい器の大きさを感じ、お会いできたことに深く感謝をいたします。加藤一二三先生の永遠の安息を心よりお祈り申し上げます。
日本将棋連盟 羽生善治

![【Amazon.co.jp限定】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 豪華版Blu-ray(描き下ろしアクリルジオラマスタンド&描き下ろしマイクロファイバーミニハンカチ&メーカー特典:谷田部透湖描き下ろしビジュアルカード(A6サイズ)付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y3-bul73L._SL500_.jpg)
![【Amazon.co.jp限定】ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~ *Blu-ray(特典:主要キャストL判ブロマイド10枚セット *Amazon限定絵柄) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Nen9ZSvML._SL500_.jpg)




![VVS (初回盤) (BD) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lAumaB-aL._SL500_.jpg)


