東京映画記者会(スポーツ報知など在京スポーツ紙7社で構成)が選ぶ「第68回(2025年度)ブルーリボン賞」が27日に決まった。4人組バンド「SUPER BEAVER」のボーカル・渋谷龍太(38)がミステリアスな夜の帝王を演じた「ナイトフラワー」(内田英治監督)で新人賞に選ばれた。

 幼少期から両親と映画館に通い、「『男はつらいよ』50作は2周している(2回ずつ見ている)」「今でも年間100本は見る」という映画好きだ。「男はつらいよ」「トラック野郎」など往年の日本映画が大好きで、愛猫には菅原文太さんにあやかり「文太」と命名した。「ライブのツアーで地方に行くと、早い時間に風呂に入って映画を見て、本を読んで寝る。移動中も映画を見ているか、本を読んでますね」と素顔を明かした。

 俳優デビューにあたり、バンドマンとしての立ち位置も再認識した。「バンドのフロントマンなので、一挙手一投足がバンドのイメージに直結しやすい立場。僕がどんなことを発言するのか、どんな活動をするのかによって、バンドの色が変わりやすい。バンドマンとして軸が通っていれば、ブレることはない」。それを踏まえた上で、改めて今回の受賞は「送り出してくれたメンバーの決断も後悔させたくなかった。こんな名誉な賞をいただいて、良かったな」と喜びをかみ締めた。

 撮影に参加した3日間は「純粋に楽しかった。ドキドキワクワクできた。

お芝居でしか感じられないことがあったのは間違いないし、お芝居でしか感じてもらえないこともある」。今後も俳優として飛躍が期待されるが、「僕はバンドマン。音楽家であることは間違いない。でも、俳優として機会をいただけたら、やってみたいですね」と意欲を見せている。(有野 博幸)

 ◆渋谷 龍太(しぶや・りゅうた)1987年5月27日東京都生まれ。38歳。SUPER BEAVERのボーカルとして2005年にデビュー。2021年の映画「東京リベンジャーズ」の主題歌「名前を呼ぶよ」でされ、25年はZOZOマリンスタジアムでの単独公演を即完売で6万人を動員。歌唱力とメッセージ性の強い歌詞で幅広い世代から支持されている。

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