宝塚歌劇月組公演ミュージカル「侍タイムスリッパー」が28日、大阪・箕面市の「東京建物 Brillia HALL 箕面」(箕面市立文化芸能劇場)で開幕した。

 2024年8月に単館で封切られると話題を呼び、全国公開となり、日本アカデミー賞の最優秀作品賞に輝くなど異例の大ヒットを記録した映画「侍タイムスリッパー」(安田淳一監督)を舞台化。

幕末の京都で、密命を受けた会津藩士・高坂新左衛門は、討幕派の長州藩士を討ち取ろうと刀を交えるが、突如雷鳴が響き渡り、まばゆい光に包まれる。目覚めるとそこは、現代の時代劇撮影所。はるか昔に幕府は瓦解し、侍すら消滅した現代にタイムスリップしてきたことにぼう然自失となる高坂だったが、時代劇に携わる人々の人情に支えられ、“斬られ役”として生きていくことを決意するストーリーだ。

 会津藩士・高坂新左衛門を月組トップスター・鳳月杏(ほうづき・あん)が熱演。絶妙なセリフの間や、現代文明に大げさに驚く姿などで観客の笑いを誘った。フィナーレには時代劇の名曲をアレンジしたものを使用。宝塚らしい華やかさを演出した。公演は同所で2月5日まで上演される。

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