J1清水エスパルスは28日、三保グラウンドで練習を行った。今季の主将にはMF宇野禅斗(22)が就任。

主将が3人体制だった2020年には、当時21歳のDF立田悠悟(現J1岡山)が務めたが、単独ではクラブ史上最年少となる。

 サッカーキャリアで初めて大役を務める宇野は「誰かを理想にしているわけではなく、自分なりにやるしかないと思っています。やってみないと分からない部分もありますが、まずはサッカー。ピッチ上でチームを引っ張っていくことを意識しています」と語った。主将就任は、15日から24日にかけて行われた鹿児島キャンプの中盤に、吉田孝行監督(48)から伝えられたという。宇野は2024年に町田から加入し、清水では3季目。昨季はキャリアハイとなるリーグ戦27試合に出場、開幕スタメンを勝ち取って主力として定着。東アジアE-1選手権(韓国)では日本代表としてもプレーした。

 一方で、7月中旬の横浜FC戦で負傷交代して以降は、ケガの影響もあり出場機会が減少。それだけに今季については「しっかりスタメンを張ってきた選手として、まずは百年構想リーグのすべての試合に出場することにこだわっていきたい」とし、今年を「覚悟の年」と位置づけていた。その中で「初めて一緒にやる監督に主将を任せていただけたのは、本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

 主将就任が発表された27日のミーティングでは、チームに向けてあいさつも行った。

 今季の副主将は、昨季主将のFW北川航也(29)、MFマテウス・ブエノ(27)、DF蓮川壮大(27)。宇野は「すごく心強い3人なので、頼れるところは頼りながら、先輩たちにいろいろ話を聞いてやっていければと思います」。最年少主将として、清水をけん引する覚悟だ。(伊藤 明日香)

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