TBS系「ひるおび!」(月~金曜・午前10時25分)は29日、今月24日に東大大学院の共同研究を巡り便宜を図った見返りに、一般社団法人「日本化粧品協会」の代表理事から計180万円相当の接待を受けたとして、収賄容疑で大学院医学系研究科元教授で皮膚科医の佐藤伸一容疑者(62)が逮捕された事件を報じた。

 佐藤容疑者は、みなし公務員の立場でありながら共同研究の相手から便宜をはかる見返りとして接待を受けた疑いが持たれている。

 この事件を受け東大の藤井輝夫学長は28日、記者会見し「教育研究機関として社会の信頼を著しく損ねることになり深くおわび申し上げる」と陳謝した。東大病院は27日に田中栄病院長が同日付で引責辞任したと発表した。

 28日の会見では、接待の実態について高級飲食店、高級クラブ、キャバクラなどの飲食遊興、ソープランドの性風俗店だったことが明らかにされた。

 スタジオに出演した若狭勝弁護士は、今回の贈収賄事件の悪質性を解説した上で「しかも性風俗の接待っていうのも、これまた非常に悪質だと思うんですね」と指摘した。続けて「もともと贈収賄事件というのは、人の欲望を満たすようなものを差し上げるということに一番の賄賂としての悪質性があるんですけど、普通は金銭欲で現金をもらうのが一番いいということで、現金でやり取りすることが多いんですけど」とし「その他にですね、この性風俗というのは、やっぱり性欲を満たすということで、これを要求しているということだから、今回の事件はこれがあることによって、量刑的には悪質がぐんと高まると思います」と解説した。

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