巨人の山城京平投手(22)=亜大=が29日、宮崎で行われた合同自主トレで初のブルペン投球を行い、母校に伝わる伝統のツーシーム「亜細亜ボール」を由来とする特殊球を披露した。捕手を務めた山瀬慎之助捕手(24)も「空振りが取れる」と絶賛。

「7割くらい(の力)で力まずに」とツーシームなど4種の変化球を交え、立ち投げで10球、座りで33球の計43球を投げ込んだ。

 変幻自在にボールを操る。シュート気味に回転する直球と、フォークのような落差をつけ、打者の手元で曲がって左打者の内角をえぐる独特なツーシーム。初めて球を受けた山瀬も「クセがある。きれいに(球が)来る時もあれば、両サイドに動く時もある」と、驚きを隠せなかった。

 前日はブルペンに入らず、先輩たちの投球をじっくり観察。中でも、則本と山崎に目を奪われたという。「球筋がすごいきれい。軽く投げているのに伸びていてすごくびっくりした」。春季キャンプはルーキーの竹丸、田和とともに1軍スタートで「新人みんなで完走して、競っていければ」。左腕にしかない持ち味で、ライバルを、先輩を超える。(北村 優衣)

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