第98回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の出場校を決める選考委員会が30日、大阪市内で行われ、全32校が決定した。昨夏の甲子園の優勝校・沖縄尚学が九州地区の5校目で選ばれた。

 例年、九州の出場枠は4つだが、昨秋の明治神宮大会を福岡の九州国際大付が優勝したことにより「神宮枠」が1つもたらされた。これにより、昨秋の九州大会では8強止まりだった沖縄尚学が“滑り込み”で出場を決めた。センバツでは、1982~83年の池田(徳島)以来、史上5校目の夏春連覇に挑む。

 昨夏の甲子園では、最速150キロの2年生エース・末吉良丞を中心に勝ち上がって初優勝。2010年の興南以来、15年ぶりに沖縄に深紅の大優勝旗をもたらした。末吉は全6試合に登板。2試合を完投し、計34イニングで自責点4、奪三振39と圧巻の投球を見せた。

 秋季大会は本調子になく、九州大会は2試合ともリリーフ登板で計4イニングを投げたのみだった。「神宮枠」に救われたプロ注目の左腕が、再び聖地を沸かせるようなピッチングが出来るか注目だ。

 組み合わせ抽選会は3月6日に行われ、同19日から13日間(休養日2日を含む)にわたって熱戦が繰り広げられる。

 ◆沖縄尚学 1957年に沖縄として創立した沖縄・那覇市にある私立共学校。野球部も同年に創部した。

全校生徒1029人、野球部員46人。甲子園は春が2年連続9度目の出場で、夏は11度出場。春は1999、2008年に優勝している。主な卒業生に東浜巨、嶺井博希(ともにソフトバンク)、リチャード(巨人)。

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