欧州リーグ(EL)の1次リーグ最終戦が29日に行われ、MF北野颯太(21)の在籍するザルツブルク(オーストリア)はアウェーでアストンビラ(イングランド)に2―3と逆転負けを喫し、敗退が決定した。北野は後半43分までプレーしたが、チームを勝利、予選突破に導くことはできなかった。
トップ下で先発した北野は、鋭い攻守の切り替えと巧みなポジショニングで躍動。チームも立ち上がりから流れをつかみ、プレミアリーグでも3位につける強豪・アストンビラに対し、ザルツブルクの特徴と言える高い位置からの連動したプレスが効果を発揮し、後半4分までに2点をリードした。さらに同15分、ゴール前で相手の最終ラインのずれを察知してポジションをとった北野に絶妙なスルーパスが届き、スムーズなターンから右足でシュート。しかし、惜しくもゴールの枠を外れた。
その後は後半19分に失点すると、流れはアストンビラへと傾き、計3失点で逆転負け。結果として、北野の決定機逸が響いた形となった。昨夏にC大阪からザルツブルクへの加入した北野は、欧州リーグは6試合で0得点1アシスト。オーストリアの国内リーグでは12試合で4得点2アシストと結果を積み重ねてきたが、欧州の舞台では数字上の爪痕を残すことはできなかった。
かつてザルツブルクでプレーしたC大阪の先輩に当たるMF南野拓実(現フランス1部モナコ)は、ザルツブルク時代の18―19年にELで10試合4ゴールの結果を残した。翌年にはCLに出場し、リバプール戦で1ゴール1アシストをマークするなど、6試合2得点。特にリバプール戦の鮮烈な活躍が当時クロップ監督の目に留まり、リバプール移籍へとつながった。
北野のようなアタッカーが欧州で上を目指すには、何よりもゴール数が重要。

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