第98回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の選考委員会が30日、大阪市内で行われ、出場32校が決まった。

 昨秋近畿大会8強で当落線上にいた近江(滋賀)は選出され、2年ぶり8度目のセンバツ出場。

彦根市内の同校近くのHPLベースポールパークに集まった60人の部員たちは、雪が舞う中、喜びを爆発させた。

 昨年3月、チームを36年間指揮して春夏通算23度の甲子園出場に導き、春夏1度ずつ準優勝した多賀章仁前監督(66)=現総監督=が勇退。01年夏の準V捕手で、恩師からバトンを受けた小森博之監督(42)が初の聖地指揮となる。

 チームのカギを握るのはバッテリー。プロ注目の148キロ右腕・上田健介(2年)はスリークオーターからカットボールやスライダーも操り、現チーム発足後の昨年8月、日大三島(静岡)との練習試合ではノーヒットノーランを達成している。主将の杉本将吾(2年)は高校通算26本塁打の強肩捕手で「夢だった甲子園出場が決まってうれしく、感謝の気持ちがあります。先輩たちの思いも背負って戦いたい」と意気込んだ。滋賀県勢初の甲子園優勝をめざし、びわ湖ブルーの近江ナインが躍動する。

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