21世紀枠で選出された長崎西(長崎)は、1951年以来2度目のセンバツ出場となった。宗田将平監督(51)は「選ばれると思っていなかったので、非常にうれしい気持ちになりました。

どちらかというと、ダメだった(落選した)時に生徒にどう伝えようかな、と考えていました」と率直な心境を明かした。

 昨秋は長崎2位で九州大会に出場。初戦を突破し、準々決勝は優勝校でのちに明治神宮大会も制する九州国際大付(福岡)に0―5で敗れたが、エースの熊寛生投手(2年)を中心に粘り強く戦った。先進的で質の高い文武両道を実践し、昨年は東大4人、京大6人の合格者を輩出。毎日50分間の7時間授業を受けたうえ、週末には模擬試験などもあり練習時間は平日90分、土日2~4時間と短いが、自主的、かつ効率的に取り組んで実力を蓄え、センバツへの切符をつかんだ。

 指揮官はナインに対し、祝福に加えて責任の大きさも伝えた。「いろんな人の思いがあっての推薦。その思いと、選出されなかった人たちのことも頭の中に入れてセンバツを戦いましょう、と。チャレンジするような戦いをしたい」。長崎西らしく、聖地で躍動する。(小島 和之)

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