昨年1月の大相撲初場所限りで現役引退した元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方の引退相撲が31日、東京・両国国技館で開催された。

 照ノ富士最後の土俵入りでは太刀持ちに横綱・豊昇龍(立浪)、露払いに同・大の里(二所ノ関)を従えて、不知火型の横綱土俵入りで会場を沸かせた。

 豊昇龍が自身以外の横綱土俵入りで太刀持ちもしくは露払いを務めるのは、23年1月に行われた元横綱・白鵬の引退相撲で露払いを務めて以来。「太刀持ちをするのは、これで最初で最後かなと思う。最後の土俵入りを一緒にできてうれしい。部屋の関取衆ではなくて、横綱2人を選んでくれたので、見に来てくれたお客さんも喜んでいると思う」と笑顔で語った。

 初めての太刀持ちについては「やっぱり持つと重かった。今まで僕の太刀持ちをやってくれている関取の大変さがわかった気がする。震えないようにした。我慢していた」と話した。

 豊昇龍は昨年初場所で引退した照ノ富士と入れ替われるように、同場所後に横綱に昇進。照ノ富士の存在については「いい先輩。勝ったことはないけれど、いい相手だった。一回ぐらい勝ちたかった。

やっぱり横綱は強いのだと思った。いろいろ見ながら、勉強した。これから第2の人生、親方として、いい力士を育ててほしいな思う」と語った。

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