チャレンジド・スポーツ(パラスポーツ)の地域への普及・振興や世界レベルの選手の育成・強化につながることを願い、各都道府県や政令指定都市の障がい者スポーツ協会から推薦を受けた若手アスリートと各協会・競技団体などに対して奨励金を支給する「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」第4期採択選手の東北エリア壮行セレモニーが31日、宮城・仙台市内で行われた。

 サントリーホールディングスが2022年にスタートした事業で、今期は45都道府県と9政令指定都市からアスリート86人と障がい者スポーツ協会または競技団体23団体に総額2700万円を支給。

奨励金はアスリートの活動費用(義肢装具などの器具購入費用、遠征費用など)や、各団体による競技振興のための費用(競技会・研修会の実施・参加費用など)に活用される。

 東北エリアからは11選手が採択され、昨年のアジアユースパラ大会100メートル平泳ぎSB9(Youth)で銀メダルを獲得した保坂幸平は目録を受け取ると「感謝の気持ちを忘れず、結果で恩返しできるよう日々レベルアップしていきたいと思います」とさらなる奮闘を誓った。

 セレモニーにはゲストとして、東京パラリンピック車いすバスケットボール日本代表で史上初の銀メダルを獲得した豊島英(あきら)氏が出席。本事業の前身にあたる「チャレンジド・アスリート奨励金」の対象選手だった豊島氏は「目標に向かってやり続けることが大切。大変だったり苦しいことはたくさんあると思いますけど、その時に自分にいま何ができるのか考え、あきらめずに取り組んでほしい」と未来を担う“後輩”にエールを送った。

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