歌舞伎俳優の中村橋之助、福之助、歌之助の成駒屋3兄弟による自主公演「第四回 神谷町小歌舞伎」(東京・浅草公会堂で5月1日開幕、昼夜計4公演)の全配役とチラシビジュアルが31日、解禁された。

 2023年に始まった「神谷町小歌舞伎」は、成駒屋の本拠地である東京・神谷町と、いつか大歌舞伎に昇格する希望を込めた「小歌舞伎」という言葉をタイトルに冠した。

「自分たちの想いを自分たちで形に」というテーマを掲げ、制作・宣伝などを自ら一から作り上げている。

 4回目となる今回も、3兄弟で話し合いを重ねた。全員が初役で演じる2演目は“酒尽くし”。「日頃から歌舞伎を観てくださる方々はもちろんのこと、初めて歌舞伎をご覧になる方々にも楽しんでいただけるものを」と、河竹黙阿弥による世話物狂言の名作「魚屋宗五郎」に長年憧れ続けた橋之助が挑む。狂言から生まれた歌舞伎舞踊劇「猿翁(えんおう)十種の内 悪太郎」には、かつて修行者智蓮坊を勤めた福之助が、弟・歌之助とともに挑む。

 今回は神谷町小歌舞伎メンバーに加え、中村松江、中村莟玉、中村梅花、中村芝のぶの出演が決定。「第四回神谷町小歌舞伎」に花を添える。

 毎年3兄弟が工夫を凝らすメインビジュアルは、お酒がキーワードであることにちなんで作成。「※お酒を与えないでください。」というキャッチコピーをもとに、レオナルド・ダ・ビンチの名画「最後の晩餐」をモチーフにした。メンバー全員が登場し、上演演目それぞれをイメージしたビジュアルとなっている。

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