◆ちばぎん杯 柏2―1千葉(31日・三協F柏)

 柏はホームで千葉に2―1で勝利した。17年ぶりのJ1対決となった30回の記念大会で、前回大会に続き連勝した。

 苦しい時間帯が続く中、芸術的なゴールで勝利へ導いた。後半から千葉にペースを握られ同点に追いつかれたが、1―1の後半38分にMF久保藤次郎が魅せた。エリア手前でボールを受け左に切り返すと、中の様子をうかがいながら左足でシュート。きれいな軌道で放たれた一発は左ポストに当たるも、ネットの中に吸い込まれた。芸術的な一発に「完璧だった」と自画自賛すると、「相手の寄せがすばらしくて、対応されていた感覚はあった。その中でしっかり決めきれたのは自信になった」とうなずいた。

 柏に加入した昨季は一気に右ウィングバックでブレイクし、シーズンを通じて7得点4アシストを記録。昨年7月の東アジアE―1選手権の日本代表にも選出された。持ち味のドリブルを武器にチームの躍進に貢献したが、さらなる武器を増やすために、左足でのシュートを強化した。まさに、その成果が出る一発。シーズンでも同じような攻撃が出来れば、柏の攻撃の引き出しに新たな強みが追加されることになる。

 この試合では新加入のMF山内日向汰、MF大久保智明が右シャドーに入り、右サイドでのコンビを組んだ。

ともにドリブルが武器で、自身の強みとかぶる選手だが、「人それぞれの良さがある。それこそ、日向汰からのアシストでゴールもできた。すごいいいアジャストが出来ている感触がある」と手応えを抱いた様子。「ドリブラーにしか分からない気持ちがドリブラーにはある。その辺をしっかり共有できている」と話した。開幕戦の川崎戦まであと8日。さらに連携を深め、右サイドで相手を圧倒する。

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