日本ハムの新庄剛志監督(54)が31日、就任5年目を迎えるキャンプを前に、超実力至上主義を掲げた。キャンプ地の沖縄・名護で全体ミーティングを行った後に取材対応。

「今までは成長、育成を考えながらやってきた4年だったけど、もうそれだとファンも納得してくれない。(年俸)1億円超えた選手でも調子悪かったら2軍。とにかく全て勝つ。勝つだけ。もう遠慮はしません」。珍しく強めの口調で、地獄のキャンプを予告した。

 今オフは昨季14勝でパ・リーグ最多勝の有原が加入。同じく最多勝の伊藤や9勝の北山、達ら投手陣は強力で、打線も本塁打、打点の2冠レイエスを中心に両リーグ最多の129本塁打を誇る。「12球団見てもメンバーが抜けている気がする。僕の思い通りに来た」と、新戦力と4年間で作り上げてきた“チルドレン”に絶対の自信を誇る。

 レギュラー固定を掲げる今季だが、開幕から1か月までは最後のサバイバルを行う。「僕の中で、1番から8番までは決まっている。

ただ、もう一回だけ、ガッチガチにライバルの競争をしてもらいたい」。キャンプ2日目の2月2日には2軍選手を中心とした紅白戦も予定しており、最強ナイン形成へ“最終試験”を行っていく。

 今季のチームスローガンは、圧倒するという意味を持つ英語の「Dominate」をもじって「DOMIれ!」。日が暮れた後は、恒例となった花火大会を球場のスタンドから見つめた。「断トツですね。断トツ。そういう力は持っているチーム」。大輪を咲かせる準備は整った。10年ぶりのリーグ優勝へ集大成の新庄ハムが球界を圧倒する。(川上 晴輝)

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