TBS系日曜劇場「リブート」(日曜・後9時)に早瀬拓海役で出演中の子役・矢崎滉がこのほど、スポーツ報知の取材に応じた。芸能生活初めてのインタビューとなる。

 母の死、父の殺人容疑で家族の日常が一変する息子役。ドラマデビュー作とは思えない難役だが「難しい台本だったから、(主演の)鈴木亮平さんが演技前に状況整理をしてくれた」とサポートに感謝。学びも多く、祖母役の原田美枝子には「左半身が使えないという役で、自分は何もないのに本当に使えないように歩いていたり、左手を絶対使わない。それが徹底されていた」と驚かされた。

 撮影は夏休みに行われた。暑い日が続いたが「アイスを買ってもらったり、亮平さんが流行りの歌を歌ってくれたりした。(撮影の前に過ぎていた)誕生日もお祝いしてもらった」と回想。役ではケーキ店の息子のため「自分の顔と同じ(ような絵柄の)ケーキをもらった」と現場での楽しい思い出を次々と紹介。一方で京都在住であることから「(撮影地の東京と)行き来しながらの撮影で、気持ちのつながり、前のシーンとのつながりが難しかった」。さらに「自分が(役の)設定を全部わかっているから、(続きが)わかったように動いていると言われた」と苦労も明かした。

 芸能界入りのきっかけは母が投稿していたインスタグラム。「(写真をあげていることを)知ってはいたけど、お仕事になるとは思っていなかった。

びっくりした」。複数の事務所からスカウトを受けるなか、2023年の冬に玉城ティナ、當真あみらがいる「ディネアンドインディー」に所属した。

 デビュー作は25年4月公開の「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督)。父から虐待を受けても懸命に生きる子を演じ、同作を鑑賞した高校1年生の兄からは「近くにこんな人がいるのはすごい」と一目置かれたという。

 仕事から離れれば、ランドセルを背負っている小学5年生。サッカー少年でもある。遊びで始め、2年生からは多いときで週に5回。練習漬けの日々で、今の仕事を始めるまでは「ずっとサッカーでやると思っていた」とプロも考えるほど。現在も続けており「最近は中学生と一緒にやっている。楽しい」。これからも子役とサッカーの二刀流を続ける予定だ。

 最近はTBS系「じゃあ、あんたが作ってみろよ」に影響を受けたことを明かした11歳。

これまで演じた2役が暗い役であったこと、クラスでもムードメーカーということから「コメディーとか面白い系のドラマに出てみたい」と意欲。現在は役者業が主だが「他の仕事にも挑戦したい」とモデル業、サッカーに関係する仕事も望んでいる。(中西 珠友)

 ◆矢崎 滉(やざき・こう)2014年6月17日、京都府出身の11歳。25年4月公開の映画「おいしくて泣くとき」でデビュー。Vaundy「Gift」のМV出演。趣味はゴルフ、特技はサッカー。身長142センチ。家族構成は父、母、兄、妹。

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