昨季まで巨人の2軍監督を務め、今季からオイシックスの「チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)」に就任した桑田真澄氏(57)が、キャンプ初日となった1日、静岡・伊豆市の志田スタジアムで始動した。

 午前の練習では、投手陣のキャッチボールなどをじっくりと観察。

昼食を挟み、午後の練習ではフリー打撃中にセンターの守備位置に入り、野手陣の動きに目を光らせた。その後の自主練習では二塁送球を行う捕手陣の投手役を務め、現役時代と変わらぬしなやかなフォームで力強いボールを投げ込んだ。

 桑田CBOは、昨年10月28日に巨人を電撃退団。一度は充電期間を設ける方針だったが、オイシックスの熱烈オファーもあり、新たな挑戦を決断した。昨年12月の就任会見では「微力ですが、全力を尽くしたい」、「(オイシックス側の)熱い思いに心を打たれた。何とか力になりたいなという気持ちが芽生えてきた」などと抱負。「サイエンス」「バランス」「リスペクト」の3つを育成のキーワードに掲げて若いチームを育て、中長期的に「勝利と育成」の両立を目指すことを明かしていた。

 ◆桑田 真澄(くわた・ますみ)1968年4月1日、大阪府生まれ。57歳。PL学園から85年ドラフト1位で巨人入り。最優秀防御率2度、最多奪三振、MVP、沢村賞を各1度。2006年限りで巨人を退団し、07年パイレーツ。

08年3月引退。21年に投手チーフコーチ補佐として巨人に復帰し、24年から昨季まで2軍監督。昨年10月に巨人を退団し、今季からオイシックスCBOに就任。NPB通算442登板で173勝141敗14セーブ、防御率3.55。右投右打。 

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