オリックス・吉田輝星投手(25)の弟で、東都大学リーグの亜大に今春入学する金足農・吉田大輝投手が1日、東京・西多摩郡の野球部寮に入った。高校2、3年の夏に甲子園に出場した最速147キロ右腕は「素晴らしい実力を持った先輩方がたくさんいる。

その中で一緒に自分も成長できることが一番の楽しみです」と目を輝かせた。

 秋田の実家からは、「好き」というプーさんのぬいぐるみと、2年前に兄が書いてくれたサイン色紙を持ち込んだ。「部屋の机に置いていたものです。兄が大好きなので、つらい時はサインや動画を見て元気をもらっていました」と明かした。

 昨秋ドラフトで斉藤汰直(広島2位)、山城京平(巨人3位)をプロに送り出すなど、投手の育成に定評のある正村公弘監督(62)からは「兄を超えよう」とハッパをかけられ、現在はテイクバックをコンパクトにするなどフォームの改良に取り組んでいる。

 「正村さんの言葉は励みになるし、やる気につながっています。まずは4年後にプロへ。行くからには1位でという気持ちはあります」。2018年のドラフト1位で日本ハムに入団した兄の背中を追い、大学というステージで新たな戦いをスタートさせた。

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