アマ球界の注目選手を紹介する「ドラフト報知」は、上武大の最速151キロ右腕・木口永翔(えいと)投手(3年=筑陽学園)を取り上げる。回転数が豊かな直球の威力は、大学生投手で指折りの存在。
空振りを奪うことができるストレートが、木口の最大の武器だ。「バットに当てさせたくない。打者が嫌がるボールを投げたい」。強気な言葉の裏には、ボールのホップ成分に対する自信がある。直球の回転数は、NPBの投手の平均値とされる約2200を大きく上回る約2700。「指が長くて柔らかいんです」と秘密を明かす。
関甲新学生リーグでは1年春からマウンドに上がり、計58回を投げて72三振。11.17という高い奪三振率を誇る。あるスカウトは「直球の勢いが良く、球速以上に速く見える」と高い評価を与える。
1年秋、防御率0.72(リーグ3位)の数字を残して優勝に貢献し、最高殊勲選手賞に輝いた。ところが2年時は調子を崩し、昨年は肩の故障で戦列を離れるなど不本意な投球が続く。
同世代の投手では、同じ右腕でドラフト1位候補に挙げられる青学大・鈴木泰成にライバル心を抱いている。「真っすぐの質がいい。負けたくありません。この冬は爆発力が増すトレーニングに取り組んでいます」。永翔の名には「永遠に羽ばたく」という願いが込められている。プロの世界へ飛翔するための勝負の1年がスタートした。(浜木 俊介)
◆木口 永翔(きぐち・えいと)2004年4月21日、福岡市生まれ。21歳。筑陽学園では1年秋からベンチ入り。3年夏の福岡大会はエースとして決勝まで導くも、甲子園をかけた戦いで九州国際大付に0―1で敗れた。上武大では1年春からリーグ戦に登板し、通算19試合5勝2敗、防御率0.93。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)