落語家の笑福亭三喬が1日、大阪の国立文楽劇場で「喬若改メ三代目笑福亭三喬襲名披露公演」を行った。

 口上では師匠の笑福亭松喬から「とげのない、柔和な性格」と評され、笑福亭仁智上方落語協会会長からは「いつまでもこの笑顔を忘れないで頑張って頑張って頑張って頑張って頑張ってほしい」と激励された。

三喬は師匠の口上に「最後はちょっと泣きましたね。師匠の一言って。死ぬほどお世話になっているので、育てていただいた師匠の名前をいただけるのはありがたい」と、終演後の取材会で涙した。

 この日はトリで「初天神」を披露。お茶子さんがめくりを三喬の名前まで一気にめくってしまい、やり直しするハプニングもあり「何が起こったんかなと。拍手が小さかったので」と、ようやく状況をのみ込み苦笑い。この日の自身の落語については「35点くらいの出来。申し訳ない限り。稽古不足か邪念が入ったのか…。頑張らないといけない」と、気持ちを引き締め直した。

 三喬と呼ばれることにはまだ慣れておらず「うれしくもあり、でも落語ではまだまだやなと反省ばかりです」と頭をかく。今後については人情噺(ばなし)をやりたいと希望し「師匠に『おまえ、笑わすのを諦めたんやな』って言われそう」と笑った。

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