歌舞伎俳優の中村鴈治郎、中村芝翫が1日、歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」(26日千秋楽)昼の部「お江戸みやげ」に出演した。

 結城紬の行商人である、お辻(鴈治郎)とおゆう(芝翫)が江戸での仕事を終えて湯島天神の芝居茶屋に訪れることから始まる物語。

銭勘定に勤しむ倹約家のお辻と、おおらかでお酒が好きなおゆうの、方言を交えた軽妙な会話に笑いが起こる。おゆうにすすめられ、お酒を飲み始めるお辻。気が大きくなり座敷に宮地芝居の人気役者・阪東栄紫を誘う。

 人情味をたっぷり感じさせ、笑って泣ける物語。立役を専門とする鴈治郎と芝翫が女形を演じるのも興味深い。

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