歌舞伎俳優の中村七之助が1日、初日を迎えた歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」(26日千秋楽)夜の部「雨乞狐」に兄の中村勘九郎らと出演した。

 当初は中村鶴松の初代中村舞鶴襲名披露として上演予定だったが、鶴松の休演により、七之助と勘九郎が代役として3役ずつ演じた。

「雨乞狐」は2人の父・18代目中村勘三郎さんのために作られた舞踊で、中村屋にとって大事な演目。七之助が野狐、雨乞巫女、狐の嫁、勘九郎が座頭、小野道風、野狐を勤めた。冒頭で七之助が野狐で登場して軽やかな身のこなしで盛り上げ、最後は勘九郎が野狐で花道を軽快に引っ込み、喝采を浴びた。

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