ファーム中地区のハヤテが1日、ちゅ~るスタジアムで春季キャンプを迎えた。チームは1月17日から30日まで西ケ谷球場で合同自主トレを実施、1日オフを挟んで球春を迎えた。

赤堀元之監督(55)は「1試合でも多く勝つ」と抱負を語り、目標を「50勝」に定めた。新加入選手16人を含む37選手のうち、右肘手術のため後日合流予定の山本敢生投手(静岡商3年)を除く36人が汗を流した。

 午前10時、練習開始の円陣で赤堀監督は選手に向けて、「昨季以上に力を一つにして勝っていきたい。力が発揮できる采配をしていけるよう、頑張ります」と語りかけた。昨季は123試合35勝86敗2分け。創設から2年連続でウエスタン・リーグ最下位に沈んだ。

 3年目となる今季は新加入選手が加わり、スタッフも一新。ヘッドコーチ兼野手総合コーチには、元巨人1軍内野守備コーチの古城茂幸氏(50)、野手コーチには地元・掛川高出身で元広島外野手の森下宗氏(34)、投手コーチには近鉄、楽天で活躍した有銘兼久氏(47)が就任した。昨季はNPB復帰やドラフトを含めプロ入りした選手はゼロだったが、赤堀監督は「一人でも多くの選手を上の舞台に送り出せるようにしたい」と意気込んだ。

 また今季の主将には、創設時からのメンバーで、チーム最年長の元DeNA・倉本寿彦内野手(35)が就任。創価大以来の主将に「若い選手が中心のチームなので、正直、自分じゃないと思った」。それでも池田省吾社長と話し合いを重ねる中で心境が変化し、「やるしかないという気持ちになりました。

僕にしかできないこともあると思う。プレーでチームを引っ張っていきたい」と、ベテランとしての自覚をにじませた。

(伊藤 明日香)

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