フリーの森本毅郎アナウンサー(86)が2日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」(月~金曜・午前6時30分)にスタジオ生出演し復帰した。

 森本アナは昨年12月12日の生放送から同番組を休んでいた。

 森本アナは「おはようございます。森本毅郎です。久しぶりにスタジオに戻ってまいりました。ほぼ50日ぶりになりますかね」とリスナーにあいさつし「高齢者にとって肺炎は重い病気でどうも命拾いしたかなっていう実感があるんですけれども」と闘病生活を振り返った。

 続けて「それとね、薬と格闘しました入院中に」と明かし「ステロイド…これがね、強力な味方でもあるんですけど、実はね、ステロイドって自分の中の体の中の弱いところも攻撃するっていうもろ刃の刃なんですよ。ですから副作用との攻防戦もありました。そうした薬の影響が残りまして、声がまだ本調子じゃないかもしれませんけど、ちょっとお許しをいただきたいと思います」と伝えた。さらに「でも肺炎って一口に言うんですけど、いろいろありまして、私の場合は、はじめは、ウイルスで肺炎になったんですが、だんだん性格が肺炎が変わるんですね。私のは、炎症が暴走するっていう形で自分の中の弱いところを攻撃してそこに居座る、という…そういう肺炎なんですね。ですから一番ひどい時には過呼吸みたいになっちゃう…。息が吸いたくても吸えないって…怖いですよ。もう終わりかなと思います。

やっぱり命の危険をちょっと感じました。酸素吸入器を入れて落ち着く…そんな状態ですので」と明かした。

 続けて「パルス療法と言って、要するに集中的にステロイドを1日1000ミリ…すごい大量のステロイドを一気に投入するっていう…体に爆弾を落とすようなものなんですね。それを3日間、集中するんです。これがハイライト。この時が一番、僕の命の危機ということだったんだろうと後で思いました。それからは60ミリ…に戻して」とし「でも、60ミリって多いんですよ。ステロイドって一気に減らすとまた再発しちゃう…別にステロイドが肺炎を治すわけじゃなくて炎症を止めるだけですから、少しずつ少しずつ減らしていくので時間がかかる、と。長い間、入院という形になりまして、ご迷惑を本当にかけたと思います。申し訳ございませんでした」と伝え「そういう入院を…放送60年以上やっていますが、50日というのは初めての経験でいろいろいままで知らなかったことを学んだこともありました」と明かしていた。

 森本アナの番組欠席は、昨年12月12日に代役を務めた同局の土井敏之アナウンサーがに「森本毅郎さんは少し熱が出て体調が優れないということで今日はお休みでございます」と説明。さらに同月15日に土井アナが「森本毅郎さんは、肺炎の症状があってその治療のために今日はお休みということになりました。

ただ、経過は良好とうかがっています」と発表した。

 今年1月5日の生放送では森本アナは、入院先の病院から電話で生出演し「12月に、肺炎になって入院したんですけれども、これはね、1週間ぐらいで割と快方に向かったものですから、いったん退院したんですね。ところがね、この退院がね、悪かったんですね。やっぱりね、肺の中の肺胞にね、この炎症っていうのが残るんですね。これがね、塊状になったりするとね、ややこしくなって。それでまた発熱して」と再入院したことを明かしていた。

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