昨季ドジャースエンゼルスでプレーして現在はFAのクリス・テーラー外野手(35)と妻のメアリーさんが1日(日本時間2日)、米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のマンハッタンビーチで、小児がん患者らを支援するためのチャリティーイベントを行った。24年から始めた同チャリティーは3年連続3度目。

現役選手や球団関係者、ファンら約300人が集まって、海に飛び込んだ。

 16年途中にドジャース入りしたテーラーは、昨季途中まで約10年間ド軍でプレー。内外野を守るユーティリティープレーヤーとして重宝され、20、24年にはワールドシリーズ制覇に貢献した。だが、昨季途中にDFA(事実上の戦力外通告)を受け、エンゼルスに移籍したが、エ軍でも30試合の出場に終わってFAとなり、現時点では所属先が未定だ。

 昨季までは同イベントをドジャースが全面的にサポート。ロバーツ監督やベッツら多くの選手やスタッフも参加していた。だが、今季はドジャース所属でないためチームが協力することは難しかった。それでもドジャースのグラスノー、スミス、カスペリアス、シーハンや球団スタッフは参加。変わらぬサポートにテーラーは「本当に感謝している」と頭を下げていた。

 メジャーでは多くの給与をもらうトップ選手は積極的にチャリティーなどの社会貢献活動を行う。35歳となったテーラーにとってみれば今オフは厳しい立場になっているが「試合をするよりも意味があると思う」と、迷わずイベントを開催した。初開催だった24年は気温が14度ほどで「寒中水泳」となっていたが、この日はロサンゼルスらしい強い日差しが照りつけて、20度ほどとなり、季節外れの海を楽しんでいた。

 今後について「今年もプレーするつもり。いくつかの球団と話はしている」と現役続行へ向けて意欲を示したテーラー。メジャー通算1123試合に出場しているいぶし銀の挑戦は、グラウンド内外で続いている。

編集部おすすめ