元宝塚月組トップスターで女優の瀬奈じゅんがミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」(3月9日~4月2日、東京・日比谷シアタークリエ)の製作発表会見に出席した。

 ブロードウェーやウエストエンドで上演されてきた名作の日本版。

経済的に対照的な家庭で育つことになった生き別れの双子がたどる運命を描くストーリーで、双子のミッキー役を小林亮太、渡邉蒼が、エディ役を山田健登と島太星がそれぞれダブルキャストで演じる。瀬奈が演じるのは、双子の生みの母の雇い主で、子に恵まれず双子のひとりを引き取ることになるミセス・ライオンズ役を演じている。

 瀬奈は実生活でも特別養子縁組で授かった2児の母だが「血についてとか、血がつながっていることについて、ということに対して割と直面する場面が私生活で多々あります」とコメント。「1回目の特別養子縁組を公表にした時に皆さんの反応が『すごいね』と言われました。その5年後に2人目を授かったときには『おめでとう』という言葉に変わっていたんです」と振り返った。

 瀬奈は「その変化がすごく私は大きいなと思っていて。5年ごとに世間の常識とか感覚っていうのが変わっていく中で、この作品がに対する受け取り側の感情とかっていうのもどんどん変化していると思うんです」と力説。「なので、今私たちがこの作品をやる意味がきっとあるんだと思うので、それを探りながら若い皆様と一緒に最高の作品に仕上げていきたい」と思いを込めた。

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