将棋の永瀬拓矢九段が2日、東京・立川市の「ホテル日航立川」で第75期王将戦七番勝負第3局の前夜祭に出席した。

 2期連続で藤井聡太王将=竜王、名人、王位、棋聖、棋王=に挑戦するシリーズ。

前期の王将戦に続き、名人戦、王位戦でも戦い、2日制対局では4回目の顔合わせ。これまでは藤井に3勝され、カド番になってから勝利していたが、今期は第1局で快勝。第2局は敗れたが、1勝1敗のタイで第3局を迎える。

 王将戦は3回目の挑戦。初挑戦となった第70期王将戦では、渡辺明九段に対し3連敗でカド番に追い込まれてからの第4局(結果は勝利)。「立川立飛対局は重要だということを教えていただきましたので、肝に命じて挑んでいます」と明かすと、場内は笑いに包まれた。その後は切り替え、「ここまで1勝1敗で、ここからまた五番勝負となります。明日は先手番ということで、積極的にまた全力で頑張りたい」と意気込んだ。

 永瀬と言えば、将棋の対局だけでなく食事、おやつの量でも注目を集める。勝負飯については「昨年はうなぎを2日連続いただいたのですが、今回は違う試みで違うおいしいものをたくさんいただきたい」。「飲み物も豊富に用意していただきまして、私が頼む数が多いのですが、(種類が多すぎて)私を持ってしてもかなり厳しいと思う。事前にかなり考えてきましたので、飲み物や食べ物に注目して見ていただけたら」と呼びかけると、再び笑いが起こった。

 対局は3日から同市内の「オーベルジュときと」で行われる。永瀬の先手で始まり、持ち時間は8時間(2日制)。

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