ノルディックスキー・ジャンプで18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が2日、W杯に参戦していたドイツからミラノ入りした。取材対応はなかったが、落ち着き払った雰囲気は好印象。

4度目の大舞台で、余裕さえ漂わせながら決戦の地に降り立った。「いよいよだなという気持ちだし、自分のやるべきことに集中したい」と気持ちを引き締めた。さらに、イタリアでは「本場のボンゴレを食べたい」と笑顔を浮かべた。

 昨季、W杯の表彰台をキャリアで初めて逃し、今季もここまで表彰台はない。直近のビリンゲン大会(ドイツ)も12位、10位と厳しい状況が続いているとはいえ、地道に積み上げてきた自分のジャンプが形になりつつあり、4位が3度と復調気配を示しているのも確かだ。

 4度目の舞台は、13年の世界選手権で個人銀メダル、混合団体で金メダルに輝いた思い出の地。2大会ぶりのメダルで存在感を見せるには最適の舞台だ。今後、5日から公式練習に参加し、8日の個人ノーマルヒルから4度目の五輪がスタートする。

 4年間積み上げてきた技術と経験を武器に、前回22年北京五輪混合団体でスーツの規定違反で失格した屈辱を晴らしにいく。「なかなか調子を上げられなかったので、その反省を踏まえて改善していきたい」と気持ちを高めた。

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