日本豆乳協会(事務局・東京都千代田区)は3日、2025年1ー12月期における豆乳類全体の生産量は44万4552キロリットル(前年比108・2%)で過去最高を記録したと発表した。2020年の約43万キロリットルを上回った。

 25年の豆乳生産量を豆乳類の分類別では「豆乳(無調整)」の生産量は15万6927キロリットル(114・5%)と最も高い成長率を示し、過去最高を記録。「調製豆乳」は20万4319キロリットル(106・9%)、「果汁入り豆乳飲料」は1万7472キロリットル(104・1%)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は5万378キロリットル(100・7%)と、いずれも前年比アップ。主に業務用の豆乳である「その他」のカテゴリーでも1万5456キロリットル(114・0%)と増加し、すべてのカテゴリーでの生産量が前年を上回った。

 豆乳市場は20年に最高記録をマークしたが、その後の値上げによる消費者の買い控えなどで一時期、市場は低迷。しかし、24年から豆乳協会と業界が一丸となって展開した様々な広報活動が広がり、同協会は「短期間で急速に豆乳の生産量を巻き返し、拡大につながりました」「たんぱく質摂取の重要性を訴求したり、大豆たんぱくやイソフラボンを手軽に摂取することができるといった豆乳の成分に関する情報を積極的に発信しました。その結果、豆乳の成分に対する理解が深まり、健康に気を配る生活者の中で、他の飲料や食品の代替としてだけではなく、『豆乳』を好んで選ぶ人が増え、需要の高さにつながったとみています」と喜んでいる。

 同協会は「引き続き、国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量を4リットルに増加させ(22年3・4リットル 、 総人口1億2500万人)、年間総生産量を50万キロリットルにすることを目標に、豆乳に対する人々の理解や関心を高めるため、年間を通じて様々な啓発・啓蒙活動を展開していきます」と新たな目標を掲げた。

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