阪神・糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、44)が3日、沖縄・宜野座キャンプで臨時コーチを務め、超人ワールド全開で指導した。25年春のキャンプから今回で3度目。

「すごい活気のある中に入れて、すごく刺激を受けました。タイガースのキャンプだな、って実感しました」と充実感を漂わせた。

 登場からインパクト大だった。「ネタです!」と右肩に担いでいたのが大縄。自身のSNSで使用する姿が話題となった、全身の筋肉を鍛える効果があるバトルロープだった。「沖縄市内のジムを何軒か当たったけど、なくて…」と実は最終的に球団のものを拝借したことを明かし、笑いを誘った。

 期待されていた打撃練習では“秘密兵器”を持ち込み、彩りを添えた。透明なバット型の容器にピンク色の液体が入っている「アクアバット」と呼ばれる代物で、重心や遠心力を確認しながらスイングできるという利点がある。「エネルギーをどう伝えるかっていう練習の一つバットの使い方っていうところで、すごく役に立つ」と取り入れた。佐藤ら若手にアドバイスしながら使用を促し、新たな練習法を提案した。

 13年のWBCで4番などを担って活躍した糸井SAは、今大会に初選出された近大の後輩・佐藤へ金言も授けた。「彼はタイガースというプレッシャーのかかるチームでやってるんで、大丈夫。

重圧を力に変えてほしい」。かつて自身がつけた背番号「7」を背負い、世界一に挑むサトテルへ「暴れてきてほしい」とエールを送った。変わらない明るさで、連覇への道を照らす。(藤田 芽生)

 ◇超人の臨時コーチめも 藤川監督就任1年目となる25年春の沖縄・宜野座キャンプで初指導。クリケット用バットと「バットがへこむくらい」の重さの“超人ボール”を持参し、佐藤の覚醒につながる助言を贈った。秋の高知キャンプでは、自身と同じように投手から野手へ転向した西純らにアドバイス。自らフリー打撃も披露し、サク越え2本を放った。

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