巨人・石川達也投手(27)が3日、宮崎キャンプ第1クール最終日にブルペン入りし、ここまででチーム最多となる111球を熱投した。投手陣で一番最初に100球を投げ込んだ則本昂大投手(35)の球数を超え、全体練習後はトレーニングの一環としてその則本と一緒に宿舎まで約3キロ走って帰った左腕。

「疲労困憊(こんぱい)です」と笑いながらも、フォーム固めとスタミナ強化を念頭に必死に腕を振った。

 DeNAから移籍1年目の昨季は、開幕ローテーション入りしてプロ初勝利を含む5勝(先発1勝・救援4勝)。チーム事情もあり5月から中継ぎに回ったが、献身的な働きで自己最多41登板、防御率2・14をマークした。今年はキャンプ初日からブルペン入りするなど宝刀チェンジアップも交えて投げ込む日々。第2クール以降を見据え「ここから実戦も入ってくる。投げ込めるのは今しかない」と大粒の汗を流す。

 古巣時代の本職はリリーフだったが、昨年開幕前のカブス戦(東京ドーム)でメジャー打線相手に好投するなど、阿部監督の抜てきに応えて先発としての確かな適性も示した。先発転向が間もなかったこともあり、昨季は1試合5イニングが最長。「去年、先発で全然投げられなかったので」と悔しさを原動力にスターターとしてもいける準備を進めている。(堀内 啓太)

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