宝塚歌劇団の村上浩爾代表取締役社長が4日、兵庫・宝塚市の同劇団内で、記者懇談会を開催した。

 宝塚大劇場の宙組公演「BAYSIDE STAR」で使用していた楽曲「海ゆかば」の歌唱を取りやめ、歌唱なしで上演を続けた。

村上社長は戦争を肯定するような意図はなかったと説明。「神戸の町を舞台に、戦前から戦後の復興、そして大震災とかもありましたけども、そういった歴史を振り返るつもりだった。未来への希望という、そういう趣旨で演出をされていたので、そういうところに気づかなかったというのは、これはもう、私ども歌劇団の責任かな、というふうには思っております」と語った。

 様々な意見が寄せられたと明かし、「歌詞を歌唱しないようにするという選択をしましたが、我々としては今でもそれで正しかったのかなと思っております」とした。楽曲そのものを変更をという意見もあったようだが「演技者にいちから稽古してスタッフを集めるということは大きな負担になる。バランスをとる中で、歌唱を取りやめるのは適切だったと考えています」と述べた。

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