映画「ザ・ホエール」(2022年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した米俳優ブレンダン・フレイザーが4日、東京・赤城元町の赤城神社で行われた主演映画「レンタル・ファミリー」(27日公開、HIKARI監督)のヒット祈願&来日会見に出席した。

 同作は東京で暮らす米国人俳優(フレイザー)が、レンタル家族代理店で勤務し、見知らぬ人々の代役を務めることで人生を見つめ直す物語。

24年に3か月かけて東京・神楽坂、熊本・天草市など、全編日本で撮影した。

 約2年ぶりの来日となったフレイザーは「日本のトップのフィルムメイカー、俳優と作り上げ、作品の一部になれたことは特別なこと。約25年前に初めて来日した時、ひそかに日本の方々と映画をしたいという夢を持っていました」と感慨深げだった。赤城神社でご祈祷も体験。「特別な体験、雰囲気でした。何かをたたえる、リスペクトする空気感。(神社の)中を見ることはなかなかできない」と新鮮に感じたようだ。

 共演の柄本明が英語を、フレイザーが日本語を話すシーンがある。フレイザーが「柄本さんの英語がすごい」と称賛すれば、柄本も「僕は英語がしゃべれないし、ブレンダンさんは日本語がしゃべれないでしょ。そういう意味では共闘できたと思っています。(撮影中に)ブレンダンさんの顔を見るだけで、何かが生まれる。そういう幸せな瞬間に巡り合えてうれしかったです」とかみ締めていた。

 フレイザーは、エジプトを舞台にした古代文明のなぞをめぐる冒険ロマン映画「ハムナプトラ」シリーズの主役リック・オコーネル役でブレイク。主演兼製作総指揮を務めた3D映画「センター・オブ・ジ・アース」は、アメリカ国内で1億ドル以上の興行収入を記録した。

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